NO40-こっくりさん2

私が体験した、怖い…とういうかなんとも言えないお話をします。

きっかけは一年くらい前。
クラスで「こっくりさん」が流行りました。

放課後、生徒談話室みたいな所で仲のいい4人(自分含め)でやるのが日課になっていました。
いつもどおり、普通の紙に数字、文字などを書き指を置きはじめました。

誰が言い出したのかは分かりませんが、その日は二人に分かれてやってみよう!という事になったんです。
私はMちゃんとなり、最初に始めました。

「こっくりさんこっくりさん…」

いつもと同じセリフを何回か言い、呼び出しました。
何回かは動物霊などで返答がめちゃくちゃでした。
そして6回目くらいに、ようやく男の子の霊が現れたんです。

名前は「かずま」くん。
年齢は15〜6。
交通事故で亡くなったそうなんです。
おかしいくらいに返答がハッキリしていて、まるでもう一人がそこにいて5人で話してるくらいリアルな返答を返してくれました。

意気投合した私達は「かずま」くんに「私たちがかずまくんの願いをかなえてあげる」と言ったんです。
そのお願いは、某週間少年雑誌のビックイベントに連れて行ってという願いでした。(苦)
ちょうど私達4人も行く予定だったので、その日使った紙と10円玉を持ってイベントに行きました。

そして会場で「かずまくんかずまくん…」と私とMちゃんで呼び出し、「来たよ、嬉しい?」と聞くと「うん すごく嬉しい ありがとう」と返事が返ってきました。

その後は4人クラスが二人二人に別れてしまったので半年くらい「かずま」くんを呼び出さなくなりました。


やらなくなる前に発覚したのですが、どうやら「かずま」くんはMちゃんにとり憑いてるみたいです。
私とMちゃんの時にしか出てきてくれません。

最近、また「かずま」くんを呼び出しました。
そうしたら「かずま」くんはMちゃんの守護霊になったそうです。
「かずまくんかずまくん…」そう唱えると彼が出てきてくれます。

今は、友達の一人になっています。
怖い話というか、不思議きわまりない話です。

投稿者 結城さん 性別: 女 年齢: 1× 人種:高校生という名の人種。

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